オリンピック選手にも支持されるCBD!運動時にもオススメの理由や国内外の細かな規定についてご紹介します。

先日約1年の延期が発表された東京オリンピック。
世界各国から選手が集まる大会で、CBDに関する国ごとの規約の違いが問題視されています。
CBDの効果は運動面でも良いパフォーマンスが期待できると、有名選手も利用しているんですよ。
今日はCBDとオリンピックの関係や、運動時にオススメな理由について詳しくご紹介していきます。
オリンピックとドーピング
「クリーンなスポーツを未来へのレガシーに」・・・スポーツには、フェアプレイやチームワークといった価値があり、それらは人々を惹き付ける魅力そのもの。
ドーピングは、そのスポーツの価値や魅力を大きく損なう行為であることから、スポーツ界では特に「アンチ・ドーピング活動」が盛んです。
禁止されている物質や成分については、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が認定や除外を決定。
日本では日本アンチ・ドーピング機構(JADA)という組織が、国内におけるアンチ・ドーピング活動を管理・運営しています。
CBDはドーピング扱いにならない
CBDは産業用ヘンプから抽出される成分ですが、日本で違法とされるマリファナなどと同種類のため、長きにわたって論争が繰り広げられてきました。
しかし、2018年にアメリカの法案が改正されCBDの製品化が許可されたことで、同年に世界アンチドーピング機構もCBDを禁止物質リストから削除したのです。
公式的にCBD製品をスポーツ界でも利用できるようになり、オリンピック選手をはじめとした多くの有名選手がCBDの効果を表明、支持するようになりました。
集中力を高める効果やストレスを軽減する効果が高いとされるCBDは、緊迫した試合の中で戦う選手達に必需品になのかもしれません。
日本の規定と東京オリンピック
CBDはドーピング対象物質から除外されましたが、東京オリンピックではまだまだ課題が残されています。
その理由は、国内と海外でのCBD製品に対する規定の違いにありました。
日本で許可されているCBD製品には細かい規定があり、これらをクリアしたものでないと税関を通ることが出来ないんですね。
海外製品と国内で使用できる製品の違いを簡単にご説明します。
THCの有無
日本では大麻取締法により、THC(いわゆるハイな状態になる成分)が含まれている製品は、輸入はもちろん、販売することも禁止されています。
ですが、CBD製品に用いられる産業用ヘンプと、THCが豊富なマリファナはDNAが同じ大麻草の一種のため、産業用ヘンプにも超微量ながらTHCが含まれているんです。
よって、日本に輸出される製品については、日本向けにTHCを完全に除去した上で輸出されています。
参考:産業用ヘンプとマリファナの成分の違い
CBD | THC | ステイタス | |
---|---|---|---|
産業用ヘンプ | 20% | 0.3% | 合法 |
マリファナ | 10% | 20% | 違法 |
部位の違い
厚生労働省から認可されているのは、ヘンプの茎と種から抽出したものだけ。
ところが、海外で販売されているCBD製品はヘンプの花から抽出されたものも多く、たとえTHCが含まれていないCBD製品でも、抽出部位が異なるだけで日本では違法となってしまうんです。
つまり、この点でも日本に輸入される製品は、茎と種のみを使用した「日本特別仕様」になっているということです。
コロナウィルスで延期となってしまった東京オリンピックですが、1年後の開催までに選手たちが安心してCBDを利用できるようになるのか、今度の規約改正に注目が集まります。
アスリートグレードのCBD
主にCBDのみを配合したアイソレート製法の製品を「アスリートグレード」と呼ぶことがあります。
これは、ドーピング検査などで心配のない安全な製品であることを意味しており、アスリートの間では、万が一に備えてCBD以外のカンナビノイドが全て排除されたアイソレート製法の製品を利用している人が多いんです。
それに対して、フルスペクトラム製法という抽出方法もありますが、これはヘンプに含まれる全てのカンナビノイドやビタミン、タンパク質、テンペルなどをそのまま抽出する方法のこと。
ヘンプに含まれる様々な成分も一緒に摂取した方が効果的だと言われていますが、THCを完全に除去するのは難しくリスクもあるため、海外の選手は特にアスリートグレードにこだわる傾向があります。
Global DRO
The Global Drug Reference Online (Global DRO)というグローバルな検索サイトで、WADAの現行の禁止表国際基準 (Prohibited List) に基づき、禁止物質のステータスを確認することができます。
Global DROで「CBD」を検索すると以下のように書かれています。
協議会での使用については"注意!条件付き"と表示されていますが、その理由は追加情報の欄に「CBD自体は禁止薬物ではありませんが、CBD製品にはTHC成分を含むものがあり、THC成分は禁止物質でありアンチ・ドーピング規約に違反する可能がある」とのこと。
これが、アスリートグレードにこだわる理由です。
運動時に期待できる効果
集中力アップ
アスリートに特に注目されているのが集中力アップ効果。
CBDは神経系に働きかけることで、散漫しがちな注意力を上昇させると言われているんですよ。
これはアスリートだけでなく、仕事や学業にも嬉しい効果ですよね。
免疫力アップ
身体調整能力に働きかけるCBDは、細胞をコントロールしてヒト本来の免疫力を維持させたり、疲労やストレスで低下した免疫力をアップさせる効果が。
生活に取り入れることで普段から免疫力を高めておけば、大切な試合の前でも体調不良に悩まされる心配が減少しますよね。
自然治癒力アップ
アスリートには怪我がつきもの。
免疫力とも関係している部分がありますが、日常的に体内に取り入れることで自然治癒能力を高め、怪我の治りを早めてくれるとされています。
また、肌から塗ると表皮近くのCB1、CB2と結合し、局所的な治癒効果も期待できます。
睡眠の質改善
多大なプレッシャーや疲労から、不眠に悩むアスリートが意外に多くいます。
CBDは睡眠導入効果や睡眠の質の改善目的にも利用され、アメリカでも小児不眠などにも用いられてるほどなんですよ。
抗炎症作用
CBDは炎症に対して効果が期待できるとされ、激しいトレーニングで傷んだ筋肉などの炎症を和らげる力があると言われています。
副作用もなく鎮痛効果も期待できることから、バームなどの塗るタイプの製品が好んで使われています。
最後に
今回は、話題となっている東京オリンピックに関連したCBD情報をお伝えしました。
天然成分のCBDはアスリートからも多く支持されていますが、同時にどの製品を使うかも重要であるかがお解りいただけたかと思います。
CBD-LABOで取り扱うCBDブランド「カンナプレッソ」は、日本食品分析センターをはじめとした第三者機関から、THCはもちろん、ニコチンやホルムアルデヒド(発ガン性物質)を含んでいないことが証明されているアイソレート製品ですので、アスリートの方にも安心して使って頂くことが出来ますよ。
今後も最新情報を追記していくので、是非参考にしてみてくださいね。
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